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2015年11月21日 [伐採・剪定]

ユリノキ伐採

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べっこうたけ病により幹が傾斜し伐採となったユリノキです。
枝枯れは多かったもののまだ枯死はしていませんでしたが、ベッコウタケ子実体が根元に発生していたこと、幹が傾斜していること、幹を手で押すと安易に揺らぐこと、そして植栽地が通行量の多い道路(街路樹)であること等から、今回伐採となりました。
市ではどうも「緑は伐るな」との風潮がある様で、この樹はまだ完全に枯れていなかったこともあり、伐採に当たってはたくさんの方々の確認、承諾が必要の様で随分時間が掛かりました。

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伐採後の根元の切断面です。

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そして腐朽部に測量ポールを差し込んでみたところ1m近く安易に突き刺さりました。
この下の根株は完全に腐朽していると思われます。
ベッコウタケではサクラ等は比較的早い段階で幹方向の上部にも腐朽が進行していますが、ユリノキは幹の腐朽よりも根の腐朽の方が顕著の様に思います。
その分、子実体が発生していなければ根元付近のレジストグラフだけではなく、根株も調べなければ中々判断は難しいでしょう。。。

 

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