![CCF201707.jpg](/blog/assets_c/2017/07/CCF201707-thumb-500x348-1487.jpg)
![CCF2017072.jpg](/blog/assets_c/2017/07/CCF2017072-thumb-500x348-1489.jpg)
数年前、車両の接触事故により剥がし取られた樹皮です。
当時、何か処置をしてほしいと言われ、ラックバルサンやデンドローサンを塗布するだけではダメだと思ったので、傷口の整形、殺菌剤塗布、乾いてからピートモスを貼り付け、ビニールシート被膜、そして緑化テープを巻きました。
![P7221857.JPG](/blog/assets_c/2017/07/P7221857-thumb-500x375-1483.jpg)
こちらが現在の様子です。
撮影角度が若干違いますが、傷口は癒合し分からなくなっています。
葉から供給されるオーキシン量と根から供給されるサイトカイニン量が同量の時、樹皮は形成されます。
樹皮形成促進処置(仮称)でした。
参考文献:吉田光男(1995)樹皮の傷跡と空洞の回復処置法.TREEDOCTOR 3.75-77,日本樹木医会